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終了【150周年関連イベント】アト秒科学の祭典/ Sep. 26, Special Lecture by Prof. Pierre Agostini – Celebrating the Nobel Prize in Physics on Attosecond Science

アト秒科学ノーベル物理学賞受賞記念
Pierre Agostini 博士 特別講演会(9月26日)

Special Lecture by Prof. Pierre Agostini – Celebrating the Nobel Prize in Physics on Attosecond Science
Organized by Institute for Attosecond Laser Science, The University of Tokyo
13:00 – 15:30, September 26th (Thu), 2024
Yasuda Auditorium, Hongo Campus, The University of Tokyo
アト秒科学の学際的な発展を目指し、2023年にノーベル物理学賞を受賞されたPierre Agostini(ピエール・アゴスティニ)博士による特別講演会ならびに国際シンポジウムを開催いたします。

© Nobel Prize Outreach. Photo: Nanaka Adachi

 

日 時
2024年9月26 日(木) 13:00 – 15:30(12時25分 開場)

会 場
東京大学本郷キャンパス 安田講堂(大講堂)

対 象
学生、教職員、一般

定 員
先着500名(オンサイトのみ)※定員に達し次第、締め切ります

お申込み※受付は終了しました
https://forms.gle/7DTSsVVfY9akPCZYA

※同時配信(英語音声のみ)は、事前申込み不要です。配信については、以下よりご視聴ください。
※本イベントのアーカイブ配信は予定しておりません。
*2024年9月26日 安田講堂でのライブ配信特別映像を理学系研究科・理学部チャンネルにてアーカイブ公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=7jLqiOYzXxo

同時配信 ※終了しました
東京大学大学院理学系研究科・理学部 YouTubeチャンネル

主 催
東京大学 アト秒レーザー科学研究機構(I-ALFA)

共 催
東京大学 大学院理学系研究科・理学部、東京大学大学院工学系研究科

後 援
文部科学省、在日フランス大使館

協 賛
東京大学 理学部化学教室、東京大学 先端科学技術研究センター、日本化学会、日本物理学会、応用物理学会、レーザー学会、日本光学会、日本分光学会、分子科学会、日本原子力学会、強光子場科学研究懇談会、夏目光学株式会社

協 力
光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-Leap)次世代レーザー領域「先端レーザーイノベーション拠点」(ALICe)

使用言語
日本語・英語(オンサイトのみ同時通訳あり)

招聘者
オハイオ州立大学名誉教授 Pierre Agostini博士
(付添人:Louis DiMauro教授/オハイオ州立大学)

Prof.Pierre Agostini
© The Ohio State University. Photo: Krystal Kenney
Pierre Agostini博士 プロフィール(Pierre Agostini、Emeritus Professor)

1941年生まれ。オハイオ州立大学の名誉教授であり、強レーザー場物理学およびアト秒科学分野における先駆的な研究で知られる。特に超閾イオン化(above-threshold-ionization)の観測およびアト秒光パルスの特性評価のためのRABBITTの開発で知られている。2023年にノーベル物理学賞を共同受賞した。


プログラム
第一部(13:00-14:00)

開 会 オープニング
イメージテーマ曲「ALFA」(世界初演)
ピアノ演奏:門 光子 Mitsuko Kado /作曲:宇田川 賢人 Kent Utagawa
(使用楽器)プレイエル社1952年製コンサートグランドピアノ【先端研ENEOSホール設置】
■総長祝辞
■来賓ご挨拶:文部科学省 在日フランス大使館 

第二部(14:00-15:20)

ノーベル物理学賞受賞 Pierre Agostini 博士による特別講演

■来賓ご挨拶:理化学研究所 緑川 克美 氏
■講演者のご紹介:アト秒レーザー科学研究機構長 山内 薫
■Pierre Agostini 博士による特別レクチャー(日英 同時通訳)
■質疑応答(進行:山内 薫/日英)
■閉 会:Louis DiMauro教授(オハイオ州立大学)

(15:20終了予定)

司 会

Lötstedt Erik    東京大学大学院理学系研究科 化学専攻 准教授

Erik Lötstedt is Associate Professor at the Chemistry Department, School of Science, The University of Tokyo. He has a PhD in theoretical physics from Heidelberg University, and has worked at the Max-Planck Institute for Nuclear Physics (Germany), Missouri University of Science and Technology (US) and RIKEN (Japan). Erik‘s current research interests include the theoretical simulation of ultrafast laser-molecule interaction and quantum computing.


東京大学総長 藤井 輝夫

東京大学総長 藤井 輝夫


オープニング(世界初演)
『ALFA』作曲  宇田川 賢人

 

Kent UTAGAWA
(写真:原田美加子)

Liner notes
〈atto-second〉の世界の私たちは、ほとんど幽霊のような茫漠とした存在なのではないか。そのことに私は人間存在の儚さだけでなく妖艶さも感じる。
一方で、このたびのプロジェクトが帯びる、たゆまなさ、試行錯誤、地道さと遠大さ、世界が新しい見え方をする兆し、そういったイメージも頭の片隅には漂っていた。
そうした諸々の印象をクリップでまとめるような気持ちで、ある音列を曲のテーマとすることにした。冒頭に立ち上がるその四つの音、「ラ-ミ-ファ-ラ」は、アルファベット音名に変換すると「A-L-F-A」となる。古典的な音遊びだが、この四音は形を変えながら時に前景化し、時に背景に紛れ、最後にまたその姿を現す。
自分なりの、プロジェクトへの敬意を込めた曲ができあがったと思う。今回の機会を与えてくださった皆様に深く感謝を申し上げます。

Kent UTAGAWA

神奈川県出身。幼少のころからピアノ始め、ピアニスト・門光子に師事。大学時代は文学を専攻。現在は出版社に校閲者として勤務しながら作曲活動を行い、演奏家やダンサーへの楽曲提供なども行っている。


ピアニスト 門光子(かど みつこ)

東京生まれ。幼少よりピアノを学び、東京学芸大学大学院修了。在学中より現代音楽を中心に活動後、グレゴリオ聖歌から現代音楽、クラシックからジャズまでジャンルを超えた演奏活動を展開。現在はより人の気持ちの微細な揺れを音にした独自の演奏が注目されている。

CDアルバム

現代日本のピアノ音楽「風の記憶」、アジアの音楽「東方逍遥」、人間讃歌「ACROSS THE UNIVERSE 」
アンドリュー・ヨークとの共演盤「CENTERPEACE」pianokado.com


関連リンク

ノーベル財団 プレスリリース
The Nobel Prize in Physics 2023 – NobelPrize.org

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高強度レーザーとアト秒科学

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